目指せ連載!! ボウリング漫画への道

ボクらはマンガでできている#1 スポーツマンガ編【随時更新】

どう考えても僕達はマンガで育ってきた。大切なことはマンガに教えられてきた。そうでしょ?そして相当な金額をマンガに使ってきた。それなのに!アナログから電子書籍へ移行したばっかりに物理的に無くなってしまった宝物たちよ…。もうこうなったら自分のブログで収集欲を満足させるしかないのだ!(さらに、デジタル版を購入してまたお金ふっとび泣)
日本のスポーツシーンにおいてマンガの果たしてきた影響は計り知れない。一つの偉大な作品が子供たちに夢を見させる、主人公に憧れる、ブームが起きる…。血沸き肉躍り、手に汗握るスポーツマンガこそマンガの醍醐味なのだ!

「柔道部物語」

いったい何人にこのマンガをすすめて貸して読ませたことか。借りた全員が「面白すぎ」と言う。

中学生の時に友達の家で読んで面白すぎて衝撃走った。その友達の家に行くたびに「柔道部物語」読んでたら、友達が引っ越すときに全巻くれた。ボロボロになるまで読んだ。
文庫版も買ったしkindle版も買ったし、小林先生のまんがはほぼ持ってる。全部おもしろい。

はじめてマンガを描きあげて講談社へ持ち込みに行ったとき、「やべぇ、小林先生いるかも」なんて思ってバッグの中に「柔道部物語」の9巻忍ばせていったんだ。もちろん出版社にいるわけもなくてね。(漫画界のこと何も知らなかったワタシ)

柔道初心者の主人公が騙されて柔道部に入り成長していく物語。

マンガの面白さが全部つまってる。

グングン成長する応援したくなる主人公、仲間、先輩、先生、ヒロイン、敵キャラ、ライバル…すべて魅力的で癖のあるキャラクター達。

まずは絵がうますぎる。特に動きのシーン。アクションシーンは日本一なんじゃないですかね。
後半になるにつれて主人公のガタイもよくなっていくところも説得力抜群。

キャラクターの表情、描き分け、仕草も最高。うますぎる。たしか小林先生は楳図かずお先生にキャラをもっと描き分けるように言われたってなにかで読んだな。

小林先生の特徴はストーリーの手際の良さ。まわり道しないで主人公のメインストーリーにピントがあってる。
このアツくて濃い高校三年間の話を11巻でまとめてるのが本当にすごい。

最大のライバル西野との最後の戦いで、西野の背景や状況を回想ふくめてわずか数ページで説明するところなんか剛腕ですよ。漫画力高すぎ。

ギャグマンガではないのに、キャラクターのデフォルメもせず笑えるところは腹抱えて笑える。コマ割りもマンガの雰囲気も後に続くマンガ家への影響は凄まじい。

はっきり言って未読の人がうらやましい。ゼロからこの名作をまた読めるなんて。

新潟で開催された「小林まこと展」に日帰りで行ったんですけど、生原稿はまた情報量が違った。線が美しい。

「柔道部物語」はマンガ史に輝く傑作柔道マンガ。思い入れがありすぎて途方もない長さになるからこの辺でやめとく。今でもちょっと手を伸ばしてつまみ読みすると最後まで読み切っちゃうからね。

ピンポン

天才卓球少年ペコとスマイルの物語。

松本先生は「鉄コン筋クリート」で知って「なんてカッコいい絵なんだ」って作品を追うことになった。

最初に絵を見たとき、「シーレとココシュカの絵(線)に似てるな」って思った。それがちゃんとマンガの絵になってるのに驚いた。しかも面白いっていう。

「ピンポン」は負けた人、というか負けること、負けた後に重点を置いてある気がする。

スマイルに追い上げられるペコ、抜かされるサクマ、才能にしがみつくチャイナマン、重圧がのしかかるカザマ。

それぞれが勝負の世界で結果を受け入れ次のステージへ進んでいく。

こう書くと青年誌特有のクールな描写で終わると思いきや、ちゃんとスポーツ漫画のカタルシスつまりヒーロー見参の展開が待っている。最高。

サクマの「待ってろムーコ。少し泣く」が一番泣ける。サクマが一番好き。あがくところも好き。嫉妬するところも好き。

五巻の普通の版型の持ってたんだけど、3冊x3セットの薄いアメコミみたいな版型がカッコいい。買い直すならアレかな。

俺たちのフィールド

ちょうどJリーグが始まってサッカーブームのところに連載が開始されたんじゃなかったかな。当時の子供はサッカーに飢えてたから楽しみにしてた。

ジャンプの暑苦しい絵柄ばっかり読んでる子供だったから「俺フィー」の爽やかな絵柄が新鮮だった。ここでサンデーも少し読み始めた。

アルゼンチン編のダミアンが好きでね。騎馬も末次もお気に入りだけど。あ、タクローもだわ。

スラムダンク

不良の桜木花道が、女の子につられて始めたバスケットで次第に才能を開花してバスケットマンになっていく漫画。

バスケやってたし、子供の時ジャンプを死ぬほど楽しみにしてた。大人になって読んでも、いつどこで読んでも楽しい。
家で読んでも楽しいし、マンガ喫茶でも読んじゃうし、昼休みのラーメン屋でも読んじゃう。

全巻持ってたんだけど、友達で俺の家に遊びに来た時にいつもスラムダンクを読んでるヤツがいた。もうね、毎回読んでる。いつも読んでる。だから全巻あげた。

そういう人いるよね?友達の家でもマンガ喫茶でもいつも同じマンガ読んでる人。まぁ俺もそう。マンガ喫茶でいつも「バキ」読んじゃう。結局買った。

他にもライフガードやってた時にバスケ部だった大学生の女の子いたんだけど、全巻2セット持ってるっていってた。保管用と、いつも読む用。

そういう人もよくいる。でも、保管用って意味あるの?まぁ、俺も「柔道部物語」と「天使なんかじゃない」は3セット持ってて人のこと言えないんだけどさ。
でも、版型違いだよ?オリジナル、文庫、愛蔵版…ね?あ、kindle版も買ったから4セットかよぉ~。

出版社にはめられてる!

ちなみに今は新装版が出るたびにココロがざわつくけど、自制してる。大人になりました。

全巻2セット持ってる女子大生は「はぁ~~~。マンガの世界入りたい。スラムダンクの世界入りたい~。」って言ってた。

「え、もしかしてL・O・V・E ル カ ワ!!とかやりたいの?」って聞いたら「……そうですね。やりたいです。」って。

てっきり桜木とか湘北高校の部活に混じって一緒にバスケットやりたいのかと思ってたけど、流川のおっかけかよ。ってツッコもうかと思ったけど、目がマジだったからやめといた。

三井とリョータが好きですね。

ガンバ! Fly high(34冊)

少年誌的体操マンガ。主人公が天性の空中のバランス感覚でグイグイ勝ち進んでいくのが気持ちいい。

スポーツ漫画では天才多いのは納得かな。だって現実もスポーツの世界は才能がモノをいうこと多いだろうし。

体操のように団体戦がある競技は、ワキを固めるメンバーのキャラクターの魅力で決まる。(柔道の団体戦とかね)
学園モノで個性的な先輩がいて、それぞれ各分野のスペシャリストでちゃんと弱点もあって…楽しいに決まってる。

戦隊モノでも団体戦でもチームでも、パーティはスペシャリストの集まりが基本かつ王道。

王道の少年誌的スポーツ漫画。はい大好き。メガネの先輩が一番好きですね。

1巻の終わりから2巻にかけて倒立のやりかたシリーズ、このマンガで倒立覚えた人たくさんいるんじゃないかな。

倒立と逆立ちの違いの説明もわかりやすかった。

大人になってヨガや、ハンドスタンドのポーズやる時にはかなり役立った。どんな講師やインストラクターの説明よりもこのマンガがわかりやすい。

絵と文でストーリーをまじえて説明できるマンガは最強。再確認した。

H2

「タッチ」より「H2」派ですね。

昔モーニングとヤングジャンプに担当編者がいてボウリング漫画をみてもらっていたけど、ただの「ボウリングの説明をするだけのクソマンガ」になったことがあった。

その時「あだち充先生のマンガをよく読むといい。野球の説明なんか詳しくしなくてもおもしろいでしょ?」って。なるほど確かに。その時の話はここに。

ボウリング漫画への道1のアイキャッチ画像#1 ボウリング漫画の現在地

担当編集者に言われるまでもなくあだち作品は読んでたし「H2」は持ってたんだけど、指摘されて読み直したらまた全然違った。

あの独特の間に、対決のところどころに挟まれる回想やカットバック。そしていくつもの要素が同時に収束する感じ、勉強になる。


MEMO
好きなマンガをまとめていく過程でわかることもある。

ボクは主人公が負ける作品が好きですね。好きなマンガは主人公が負けて強くなっていってる。スポーツの世界だもんね。下から這い上がる時にカタルシスあるし、負けたときの悔しさもある。勝負の世界はドラマチックだぜ。