目指せ連載!! ボウリング漫画への道

ボクらはマンガでできている#2 漫画家マンガ編【随時更新】

この「ボクらはマンガでできている」シリーズ。もっとランダムに思いついた順に作ってこうと思ったけど、ジャンルごとにまとめてこう。随時作品とおすすめポイントを書き足していくぞ。
漫画家マンガにハズレなし
マンガは圧倒的に作業量が多い。ネーム、下描き、ペン入れ。同じ絵を三回描く。もちろん全コマ。キャラクターひとりひとりデザインして(顔や服装、言葉遣いetc.)、演技させて、背景もカメラもこなす。週刊だろうが月刊だろうが重労働に変わりなし。そんな漫画家たちの現場が描かれている作品たち。創作の苦労、人間関係、ライバルたちとの競争、健康…。面白くないわけがない。でもみなさん徹夜しすぎ…。

青春少年マガジン1978~1983

まんが道

バクマン

ブラック・ジャック創作秘話

G戦場ヘヴンズドア

かくかくしかじか(5冊)

東村アキコ先生の自伝漫画。美大受験から漫画家として成功するあいだのを「先生」との関わりあいをまじえて描き上げている。

美大受験した人間は特に刺さる。マジで悶える。
自分も先生みたいに過去の脳内お花畑の自分をぶん殴ってやりたい。
美術予備校だとか美大だとか、服飾系だとかクズとカスの集まりだからね。親の金で何やってんだ。オメーもな。

あの頃のやるせなさ、やる気なさ、甘ったれさ、はがゆさ、全部よみがえってきた。
だからこそ「先生」の純粋さが対比してまぶしいんだ。泣くよ。

1話ごとに作者が「先生」に語り掛ける構成は、「NANA」に近いものがある。だからか最初からせつなさが漂ってる。
(担当編集者のビジュアルが有名マンガのタッチで変わるのはツボ)

個人的には美術系のデッサンがマンガのデッサンと違って苦労するところとかをもっと掘り下げてほしかった。
どうやってアジャストしたのかや、漫画家仲間との切磋琢磨も。ぶ~けの立ち位置とか知らなかったから面白かった。
でもそれは漫画描いてるからかな。東村先生がマンガ家として売れてくのは読んでてもテンション上がる。

「先生」との関係が主役だからあのバランスがよかったんだろう。

売れっ子になって東京出てからの話なんかは実際は大変だったろうけど、あっさり流したのも効果的だったと思う。
読みながら「構成いいな~うまいな~」って感じてた。余計な横道にそれないって、エピソードをただ足すより重要なんですよね。うん。
ど真ん中直球ストレート。「先生」みたい。

東村先生は「先生」のメッセージをちゃんと継いでると思う。

さぁ、描きますか。そんな気持ちにしてくれる素晴らしい作品。