TOMIOが東京から大阪に輪行遠征!観光しながらUber Eats配達で稼ぐリアルレポート。知らない土地での配達のコツと大阪ローカル配達員との交流も紹介。旅するウーバーイーツ二泊三日遠征稼働の記録である。
どうも、TOMIOです。
東京→大阪の片道切符と、Uber Eatsのバッグ、それと借り物のロードバイク。それだけ持って大阪に乗り込んできた。帰りの新幹線代は現地の配達で稼ぐ。もし稼げなかったら帰れない。そういうルールだ。
TOMIO 観光しながら稼ぐ!これが新感覚ブレジャーだ!
旅行でもなく、出張でもなく、その中間。仕事が遊びで、遊びが仕事。そんな実験の記録を残しておく。
ある意味ワーケーションだね。違うか。
輪行とは
輪行とは、電車などの公共交通機関を使って自転車を運ぶこと。遠く離れた街での自転車旅行を可能にする手段のひとつだ。
もともとは大阪でレンタサイクルを借りる予定だったが、せっかくなら普段使い慣れた自分の(借り物の)ロードバイクで走りたい。それで急遽、輪行に切り替えた。
輪行のおすすめは新幹線
輪行の手段としては、新幹線・夜行バス・飛行機・青春18きっぷなど色々と検討した。最初は夜行バスの予定だったのだが、支払いを忘れてキャンセルという体たらく。結果的に新幹線になったのだが、これは大正解だった。
夜行バスで輪行しようとすると、事前にバス会社への通達が必要だったり、輪行対応のバスはそもそも便数が少なかったり、追加料金がかかったり、と手間がかかる。「安い」というバスの最大のメリットが消えてしまう。
新幹線は予約不要、追加料金なし。帰省シーズンでなければ自由席でそのまま乗り込める。今回も当然、自由席だ。
飛行機は気圧変化でタイヤがパンクするという噂も聞いたし(空気を抜けばいいらしいが面倒)、そもそも空港まで遠すぎる。却下。
輪行の手順
輪行専用のバッグを用意して、タイヤを外してフレームと一緒に袋に収める。基本的にはそれだけだ。
エンド金具というフレーム保護のアイテムも推奨されているが、今回は輪行袋だけで強行した。結果的に問題はなかったが、まあ用意しておいたほうがいいとは思う。

新幹線に乗り込む際の特別な手続きは不要。大きな荷物として普通に持ち込める。ただし袋からはみ出ていると注意を受けることがあるらしいので気をつけること。乗車したら最後部の座席を陣取り、背後にバッグを収めた。
輪行は体力を使う
初めての輪行だったのだが、移動するだけで消耗した。軽いロードバイクといえど、袋に入れて持ち歩くのは取り回しが最悪で、改札を通るのだけでも一苦労だ。
TOMIO ハァハァ…移動するだけで疲れた。
しかも今回はUber Eatsのデカいバッグも同時に背負っている。まずは純粋な輪行に慣れてから、バッグを持ち込むのが正しい順番だと思う。
大阪でのUber Eats配達
さて、今回の輪行がただの輪行と違うのは、Uber Eatsで稼ぎながら走るという点だ。
東京で稼働していても知らない店や道を発見できるのがUber Eats配達の面白さだが、まったく知らない街で稼働するとその面白さが何倍にもなる。
イズミケイタ やることはアプリを立ち上げてオンライン!にすることだけ
輪行Uber Eatsは稼げるのか?
ぶっちゃけた話、輪行して稼げるのか?ここは正直に答えておく。
TOMIO ハッキリ言いましょう。稼げません。(2019年当時のシステムの話です)
理由は大きく2つある。
①ブースト・インセンティブが無効化
Uber Eatsで効率よく稼ぐにはブーストと回数インセンティブが欠かせない。この2つが大阪ではどちらも適用されなかった。
1配達あたりの売上が上乗せされるブーストは、登録エリア以外では基本つかない仕組みになっているようだ。また、雨の日や休日に発生する回数インセンティブもエリア外では発生しない。登録地の変更が必要なのだが、変更してもタイムラグがある。
イズミケイタ 登録地を変更しても反映までは数日〜数週間かかる。
大阪稼働1日目の夕方は雨が降り、大阪登録の配達員にはインセンティブが発生していたようだが、自分には当然ない。数日分の通しクエストも大阪での配達はカウントされていなかった。
東京では500円近くになるような配達が300円ちょっとで表示されたときは、笑うしかなかった。
②土地勘の無さが致命的
これは配達に慣れたからこそ痛感したことだ。リクエストが来た瞬間に「近いか遠いか」を判断できない。近いと思って受けたら大きく迂回するハメになったり、店に辿り着けなかったり。走り慣れた東京との差が如実に出た。
結果、17時間稼働・37件の配達で13,982円。1件あたり377円、時給換算822円という数字だった。
ただし逆に、東京は基本単価が高めなので、他のエリアから東京に輪行する場合はこの限りではない。東京に乗り込む方向なら話は変わってくる。
Uber Eats輪行の楽しみ方
稼ぎが大したことないのはわかった。でも、それでいいのだ。
TOMIO しかし、世の中金が全てじゃない。
ノープラン観光
普通の観光なら、何時にどこに行くか、スケジュールを組む必要がある。でも稼働しながらの観光は完全ノープラン。アプリに呼ばれるまま、流されるままに走る。
気づいたら大阪城の前にいた。次のリクエストに向かう途中、新世界を通り過ぎた。道頓堀も、西成も、飛田新地も、ぜんぶ偶然に辿り着いた。これが旅だと思う。
大阪の配達パートナーとの交流
Twitterで告知していたこともあり、大阪の配達パートナーさんたちと実際に交流できた。
「ここのリクエストはよく鳴る」「この橋は避けたほうがいい」「この店は要注意」——地元配達員ならではの情報を惜しみなく教えてもらった。こちらからも「東京はこんな感じ」と情報交換する。これが思いの外、楽しかった。
それと、大阪の人の人懐っこさにも驚いた。人見知りな自分でも普通に話しかけてもらえる。迷っていたら通りすがりのおっさんが声をかけてくれる。東京ではまずない体験だ。
まとめ
帰りの電車代を稼ぐのでギリギリ、食費・宿代・現地で買い足した着替えを含めると完全な赤字だ。稼ぐ目的で輪行するのはおすすめしない。
でも、お金を稼ぎながら旅をするという体験は、普通の旅行でも普通の配達でも味わえないものだった。仕事が遊びで、遊びが仕事。こういう形の自由があるのがUber Eats配達の面白さだと思う。
旅する配達員——日本を漕ぐ、食う、流される。Uber Eats全国遠征のすべて
今回の記事はTOMIOさんに寄稿してもらいました。
イズミケイタ ワタシも来年は各地のUber Eatsを体験する予定。
楽しむ目的ならアリ。ただし稼ぐことを主目的にするのはおすすめしない。登録エリア外ではブーストやインセンティブが適用されないため、東京と比べると報酬が大幅に下がる。「稼ぎより体験」と割り切れる人向けの企画だ。ただ、クエストがなくても大阪のような大都市ならガチ稼働すれば稼げる
かからない。新幹線での輪行は予約も不要で、大きな荷物として無料で持ち込める。帰省シーズンでなければ自由席で問題なし。車両の最後部座席を陣取って背後にバッグを置くのがベター。インバウンド全盛のコロナ収束以降は時間帯によっては荷物場所が空いてるかは不明
専用の輪行袋が必須。自転車はタイヤを外してフレームと一緒に袋に収める。エンド金具(フレーム保護パーツ)も推奨。はみ出しがあると注意を受けることがあるので、きちんと収納すること。
変更すれば理論上は適用されるが、反映まで数日〜数週間かかる。短期遠征ではタイムラグが致命的なので、長期滞在する予定がなければ登録変更のメリットはほぼない。