しっかり対策して配達すれば真夏は稼げる。他の配達員は太陽ギラギラの昼間はオンラインしないし、注文者も外出したくないからリクエストも多い。つまり稼げる!倒れなければ。
万全の準備で真夏を迎え撃て!
この記事では、真夏の配達の役に立つアイテムや、熱中症予防アイテムなどまとめて紹介。
その前に、暑さ対策の基本的なポイントは必ず守ろう。
- 水分補給を忘れずに
- 身体を冷やす
- 日焼けを避ける
死ぬな!
夏配達装備編
まずは身につけるアイテムから。
日差しを防ぎ、冷感のモノを中心に揃えよう、ぜんぜん違うよ。
冷感アームカバー
半袖より長袖のほうが格段に暑くない。それぐらい日焼けのダメージは大きい。
冷感アームカバーならTシャツの下に長袖を着なくてもいい。着脱も簡単だし、水に濡らしたり汗で濡れた状態なら風を浴びるたびに冷える。
個人的に最強の暑さ対策アイテム。
冷感スパッツ
腕ほどではないが脚も日焼けのダメージがある。特に太ももや内ももが長時間直射日光を浴びると身体が熱くなりすぎてしまう。
冷感スパッツを履いて日焼けを防ごう。
個人的には7分丈で十分と感じる。身体は暑さも寒さも膝から下はあまり感じない(他の場所に比べると)。
ショーツの下に冷感スパッツを履く場合は下着は履かなくてOK。履いたら蒸れて逆に暑いし、不快。
冷感タオル
首を冷やすのも重要なポイント。
冷感タオルを濡らした後に振り回せば冷えるので首に巻いて冷やそう。マスクの代わりにもなるかもしれない。
数年前に冷感シリーズ出て、こんな便利なものがあったのかとびっくりしたなぁ。
汗止めヘアバンド+通気性抜群ヘルメット
とめどなく流れる汗。真夏はアタマから垂れてきて眼に入るくらい汗が吹き出る。
ヘルメットの下に薄型のヘッドバンドをして汗を吸わせる。だけでなくこのヘッドバンドは汗を横に流す効果もある。
ヘルメットも超軽量、通気性抜群のフレアーで暑さ対策はばっちり!
ヘッドバンドでなくてもキャップで汗が垂れるのを防ごう。日焼け防止にもなるし、絶対にかぶりましょう。坊主で直射日光は死にます。
クールレイヤー
クールレイヤーやドライレイヤーと呼ばれるインナーがある。Tシャツなどの下に着て肌から直接汗を吸収して放出するものだ。
汗を吸わせて上の速乾Tシャツなどから逃がすと、肌がベトつかずサラサラのまま。もちろんTシャツは綿ではなくてポリエステルが常識だ。
クールレイヤー+Tシャツ+アームカバーの組み合わせではなく、長袖の冷感インナー+Tシャツの組み合わせでもいい。
「長袖冷感インナーとTシャツ」の組み合わせの人が多いかな。
サングラス
眼から紫外線を吸収し日焼けしてしまうのでしっかりと対策しよう。疲れがまるで違う。
紫外線カットはもちろん、可視光線透過率も気にして決めよう。
光を遮断する率。低いほど遮断する。
裸眼で100%、ミラータイプで9%、普通のサングラスで11%くらい。
UVカット率や可視光線透過率など、ちゃんと商品に書いてあるので確認しよう。
ちなみに私はgoodrやユニクロのサングラス(安くてモノが良いと有名)を愛用してる。というか毎年買い替えてる。配達で使うものは傷も付きやすいし、消耗品と割り切りましょう。
冷感マスク
下着
ショーツのしたに冷感スパッツを履くときはノーパンだが、ショーツだけのときはもちろん下着を履く。
真夏なので当然汗をかく。しかも大量にかく。自転車だろうがオートバイだろうがサドルの上はいつも汗で大変だ。
汗でケツオデキ、またはケツズレが起きたらもう大変。当日はもちろん数日続くとなると稼ぎにも影響する。いろんな下着を試したが柔らかさが最高なブロスに落ち着いた。
靴ずれ、股ずれ、そしてケツずれ【傾向と対策】~お尻のツラい痛みにサヨナラを軽いケツズレ防止ならヴァセリン。摩擦で肛門周りの皮膚が傷つくのを予防しよう。
空調服&アイスベスト
夏対策グッズ・ガジェット編
配達バッグリアカゴ固定
暑くてウバッグ背負えない。ワタシも背負いからリア固定にしてから生まれ変わりました。とにかく身体的な疲労がめちゃくちゃ軽減される。
夏は背負いに戻れない…
背中が汗でぐっしょり、というのも防げる。背負だとどうしても熱がこもりやすいですからね。
新型ウバッグにミラクルフィットなフィックスキャッチやOGK後ろカゴで真夏だけでも背負いをやめるのをオススメする。
Uber Eats (ウーバーイーツ)の配達をもっとラクに!他社配達バッグにも対応するオススメのカゴを解説【OGK 自転車用後ろカゴ33L】背負いの通気性アップメッシュ
背負い派でもバッグと背中の間にメッシュを挟み通気性アップ&ポジションアップ作戦がある。
日焼け止め
終日ノーガードで配達してたら思いっきり日焼けする。当日の疲労はもちろんその後は肌が赤くなったりピリピリしたり、数日疲労が続く。
日焼け止めも必需品。どうしたって汗で流れるからこまめに塗り直す。だから安いのでいいかなって思ってる。
汗ふきシート
コンビニで涼んだり、ご飯前などにアームカバー脱いで腕拭いたり首拭いたり、脚拭いたりして汗と不快感を取り除いてる。汗臭マンは嫌ですしね。少しでも清潔感をあげるのだ。
シャツクール
事前に洋服に吹きかけておくと冷えるスプレー。帽子や脇の下に吹きかけておくのがおすすめ。
下着に吹きかけておくのはおすすめしない。
除毛
よく配達員の間に話題になるすね毛やムダ毛処理問題。正解なんてないし個人の好きにしたらいい。
私は処理する派。
だって涼しいから!どうせすぐ生えてくるし、処理しちゃえ~
いろいろ試した結果、まずはバリカンやすきバサミで減らす。除毛クリームでごっそり減らす。残りや生えてくる毛はカミソリ。
スポンジ付きは除毛クリーム塗った後の削ぎ落としが楽になるから素晴らしい。
HMENZの除毛クリームは肛門周りやデリケートエリアにも使える。スースーしようぜ。
カミソリ
剃るのは抵抗あるよ、減らすだけでいいって人にはこコレで十分。安いし、電動でもないから電池代もかからない。
肛門周りが熱帯雨林でムレムレのアナタにはケツ毛ジョリー。まさかの肛門周り専用のヘアカッターだ。試しに使ったらよく考えられてる良品でした。
スマホ熱暴走対策アイテム
スマホの熱暴走は配達員を悩ませている。サンバイザーで屋根を自作したり、扇風機あてたり…
現状、解決策はない。スマホ2台持ちで交互に使うのが最善かな。
保冷剤などで冷却は、スマホ内部が結露して故障の原因になるから絶対ダメ!
スマホメーカーが日夜新商品開発しているので、期待しよう。
放熱に10円玉が効くなんて話もある。スマホケースに敷いとくのも一案だ。
食品・サプリ
ただ身体を冷やして水分補給すればいいってものでもない。栄養も重要。当たり前。
可能ならアイスばっかり食べたいんだけども。
味噌汁
テレビで熱中症の専門家が「インスタントでも問題ない」と推してた。塩分ばっちり摂取して配達を始めよう。朝から塩分を身体に補給だ。
このナスのインスタント味噌汁が好み。マジで揚げなす。何種類も買って気分で選ぶのもいい。
塩タブレット
配達中にもこまめに塩分補給が必要。タブレットなら気軽に食べられるから持ち歩いておこう。コンビニや薬局で買いやすいのもグッド。
簡易麦茶
夏の配達は毎日大量のドリンクを消費するためにお金がかかる。節約のため家で麦茶をつくり持っていく人も多いだろう。
毎回ティーバックから…みたいなのは面倒。濃縮タイプなら好きな濃さで水と混ぜるだけ。
稼働用じゃなくても家でいつでも気軽に麦茶作れるよ。
私は家で作った麦茶を飲み干してからコンビニでドリンクを買う。だいたいソルティライチかグリーンダカラ。
まとめ
私は過去3年の夏で、一度も熱中症になったこともない。なりかけたこともない。
装備が充実してたのももちろんだが、「頑張りすぎない、すぐ休みを入れる」というのが大きく影響してると思う。
いのちだいじに
個人的に効果的だったベスト3は以下。
アームカバーはホントに最強。
配達前のインスタントみそ汁がめちゃ効いている。気がする。
こまめにポリポリが凄い効果があった。気がする。
他の配達員がへばってる中、元気に配達して稼ぎまくろう☆